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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第33章 理想へ向けて②

「迷惑だなんて……そんなことは……」

そりゃそうだろう。

私だよ。

椎名理佳様からの告白よ。

「仙石さんのお気持ちを聞かせてください。
ここは取調室ではないので」

ベッドもここにありますよ。

すぐに私を抱けますよ。

「ですが……俺は……」

仙石の心の中で葛藤が始まった。

警部としての立場、誇り。

一般市民の女に言い寄られ
おいそれとなびくわけにも
いかないのだろう。

待ちますよ。

ゆっくりお考えください。

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