テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第39章 一難去ってまた一難

「本田様の昇進に乾杯!」
「やだ……まだ早いわよ」

しかし本田は満面の笑みである。

縦社会で女性が働くということは
いつの時代も
どんな職種でも
大変だということか。

「仙石のあの顔ったら。貴女にも見せて
あげたかったわ」

本田は数時間前の惨事を
思い出し笑いしている。

「私だって本田様に仙石の幼稚なセックス
体感させてあげたかったです」
「やめてよ。想像だけで鳥肌が……」
「いちいちスケベなことを口にするんですよ。
聞きたいですか?」
「だからやめてってば!」

私と本田は仙石をネタに
閉店まで笑いが耐えなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ