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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第41章 真知子との出会い

痴漢被害に遭った私の事情聴取。

「大変だったわね」
「はい」
「怖かったでしょ」
「とっても」

女刑事は私を労る。

「男って馬鹿よね」
「ホントですよね」
「貴女が挑発していたとも知らずに」
「それ言っちゃいます?」

女刑事と私はニヤつく。

「仙石も相当馬鹿だったわね」
「そこは私の力量を褒めるところじゃ
ないですか?」
「小娘が生意気言うんじゃないわよ」
「30過ぎのおばさんに言われたくないです」

ここは取調室。

本田と私は事情聴取そっちのけで
大笑いしていた。

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