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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第42章 秘密クラブ

「そんな簡単には……」

人の気持ちなんてそう簡単に
動くものではない。

でもそうならなければ
先程仲谷に対して拒絶してしまったように
一之瀬にも見抜かれてしまうと
いうことだろう。

「これがここ一週間の一之瀬のスケジュール。
理佳さんが秘密クラブの人間だということは
伏せておくから」

真知子から一之瀬充のスケジュールを
手渡された。

分刻みのスケジュール。

接触出来る時間が無いに等しい。

まずはそこから打破しなくてはならない。

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