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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第43章 智也以外を好きになれる?

「食うか?」
「はい」

一之瀬は出来上がった焼きうどんを
2つの皿に盛ると鰹節を散らした。

鰹節が焼きうどんの上で踊っているようで
食欲を掻き立てられる。

「いただきます」

美味しいは美味しいけど
味が薄くも感じる。

「美味しいけどちょっと薄いですね」

味を正直に伝えた。

「歳を取るとこんなもんだ」

改めて年齢差を感じる。

一之瀬は52歳。

二回り以上の年の差。

父親よりも年上の一之瀬を
私は好きになれるのか。

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