テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第4章 智也の事情~高校一年生~

「もしかしてイッちゃったとか?」
「ハァ……ハァ……どこに?」

そういう意味ではない。

理佳は未だに息を切らしている。

「天国」

あながち間違えではない。

「……それっぽい……かも」

あの「ダメ」は壊れてしまうほどに
感じてしまったという意味だと
今更ながら理解した。

「俺もイキたい」
「天国に?」

理佳は素で「イク」という意味を
理解していない様子だった。

「そうだよ。一緒に行くか」
「……だね」

ここは理佳に合わせておくか。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ