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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第6章 智也の事情~高校二年生~

理佳が俺のクラスを覗いていたことは
知っていた。

俺は休み時間の度に
クラスの女子に囲まれていたが
後ろめたさがない分
普通に接していた。

しかしその俺の様が理佳の逆鱗に触れた。

理佳は怒っていたが言い訳の仕様がなかった。

面倒だと口にはしたが
実際にそうは思っていなく
ヤキモチ程度のことかと
嬉しかったりもした。

そしてある日を境に
理佳は俺のクラスを覗かなくなった。

テスト期間中の一緒に帰れるチャンスを
理佳から断ったこともあった。

そんな理佳の様子が気掛かりだった。

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