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私の熊

第2章 熊さんとの出会いは





どうしよう
全然眠れないよ



時刻は深夜を迎え、ベッドに横にはなっているものの、なかなか眠れないでいました。



暗闇の中、携帯をポチポチしていた。
すると、目に止まるようなアプリを見付けたんだ。
そのアプリは寂しがり屋な私に凄くぴったりな物でした。
どんなアプリなのかと言うと、それは相談センターと言う物だったんです。



何時でも無料でお電話出来ます。
何でも話せる、いつでも切っていい、あなたの話をお聞かせ下さい。楽しく話そう。


と、記載されてあり私はインストールした。



アプリを取ったはいいものの、
電話を掛けるのに少し戸惑いがあった。



全く知らない人と話すと考えると、人見知りな私は少し不安になる。





いつでも切っていいんだよね...?





深く深呼吸をして、
それから私は電話を掛けた。

そしてその電話で話した相手と言うのが熊さんだったんです。





誰と当たるかは分からない。

その中で熊さんと巡り会えたのはきっと偶然。

傍からするといい出会いではないけど、自分にとっては掛け替えのない瞬間となったのです。



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