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僕らはずっと…

第6章 怖い

あの日から2週間がたった。


季節は春の終わりから梅雨に変わって、今日の天気も雨だ。



柊との関係に変わったことはあまりないけど、私がはっきりと分かっていることは一つだけ。





私たちはお互いに触らなくなった…。





あの日以来私は柊に触れてない。


怖いとかじゃないけど、何となく思いを知ってしまったら今までのようにできなくなった。



前まではふざけて後ろから抱きついたり。柊のほっぺをプニプニしたりして遊んでた。



でも、もうできない。



柊は柊で、私には決して触ろうとはしない。

あからさまじゃないけど、そんな感じがするんだ。




しかたないのかなぁと思いながらも、やっぱりどこかさみしい。








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