ARS*ヒミツノコイ*
第1章 突然ですが
「おはよ…」
「まだ眠い?昨日疲れてたもんねぇ」
「誰のせいで…!」
「あんだけビクッてして声出してたら、そりゃ、ねぇ?疲れるよね(ニヤ」
「あああああ!わかったから!ごはん!早く食べないと遅れるでしょ!」
ご飯タイム、10分のみ
急いで冷凍のごはんをチンッてして、目玉焼きをつくって、ごはんにふりかけかけて
「今日何時に帰れそうなの?」
「んー…取材終わんの9時なんだよねぇ」
「じゃあわたしのがはやくかえれるね。夕飯つくっとくよ」
「ハンバーグ」
「昨日作ったからだめー!ほら仕事!」
玄関までお見送り
「じゃ、いってくるね」
毎朝の行ってらっしゃいのキス
「…っふぁ…」
にしてはやけにエロいキス
「ちゃんと帰ってくるまで起きててよ?」
「…っ、いってらっしゃい、ばかずなり!」
「あーぁ、お仕置きものだなぁ」
「!」
これが普通じゃないわたし達の普通の朝
わたしただのOLですが、和也と付き合っているのです…!
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