
夫の夢ゾンビ
第1章 ゾンビ対策会議
「やっぱりホームセンターに逃げるべきだと思う!あそこなら武器になるものがいっぱいあるし」
「ホームセンターの武器って、アウトドア用の斧とかだろ?無理だよ。普段デスクワークばっかりで体のなまってる俺達に、斧を振り回せるだけの体力があるのか!」
「スコップや包丁を投げつけるってのはどうだ?」
「忍者かよ。投げて当たらなきゃ意味ないし、投げ返されたら逆に危ないだろ」
「除草剤とかは武器として使えないかな?」
「吹き付けるにしてもかなり近付かないと無理だろう、危険だ」
「薬品を武器にするなら、薬局のほうが…」
議論は続くが、これといった有効な案が出ないままいたずらに時間ばかりが過ぎていく…。
窓の外には夕焼け…もう何時間この会議室にいるのだろう…そろそろ腹も減ってきた。いつもならちょっと近場のコンビニでおにぎりやお茶などを買ってくるのだが、なんせコンビニまでの道が数えきれないほどのゾンビの大群で埋め尽くされている。とてもじゃないが、買い出しに行ける状況では無い。
「ホームセンターの武器って、アウトドア用の斧とかだろ?無理だよ。普段デスクワークばっかりで体のなまってる俺達に、斧を振り回せるだけの体力があるのか!」
「スコップや包丁を投げつけるってのはどうだ?」
「忍者かよ。投げて当たらなきゃ意味ないし、投げ返されたら逆に危ないだろ」
「除草剤とかは武器として使えないかな?」
「吹き付けるにしてもかなり近付かないと無理だろう、危険だ」
「薬品を武器にするなら、薬局のほうが…」
議論は続くが、これといった有効な案が出ないままいたずらに時間ばかりが過ぎていく…。
窓の外には夕焼け…もう何時間この会議室にいるのだろう…そろそろ腹も減ってきた。いつもならちょっと近場のコンビニでおにぎりやお茶などを買ってくるのだが、なんせコンビニまでの道が数えきれないほどのゾンビの大群で埋め尽くされている。とてもじゃないが、買い出しに行ける状況では無い。
