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籠の中の天使

第2章 彼の奴隷



再び起きた時にはもう彼の姿はなく、窓の外も黒く染まっていた。

「着せて…くれたのかな…」

ほぼ半裸状態だった私の身体は制服を身にまとっていた。烏丸さんも裸で放置しておくほど酷い人ではなかったみたい…。

あっ!!それより早く帰らなきゃ!お母さん達きっと心配してる…!

慌ててその辺に落ちていた鞄を拾うとわたしは走って自宅に帰宅した。


…でも

これからが本当の地獄の始まりだった

まさか彼とのあの行為があの人に見られていたなんて…

知るよしもなかったんだ

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