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籠の中の天使

第4章 烏丸と佐倉












キーンコーンカーンコーン

学園が終わりのチャイムを告げると一斉に生徒達が思い思いに去っていく


そんな中わたしはただひとりぽつんと教室の椅子に何をする訳でもなく座り込んでいた


帰らなきゃ…でも今日は烏丸さんがいる…


行きたく、ない。


あの2日間休みもなく犯され続けただけあって私の身体はピークに達していた


腰は動いていなくてもズキズキと痛むし、眩暈がする


最低の、気分…


「おい」


「…っ!?」


思わず悲鳴を上げそうになり、口を抑える


教室のドアに烏丸さんが立っていた


もうそんな時間…?


「お前はいつになったら自分のすることを覚えるんだ?」


「することって…」


「決まってるだろ。終わりの鐘がなったらすぐさま俺の元へ来て自分から服を脱ぐことだ」


なに、それ…

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