テキストサイズ

いとことおにいちゃん

第1章 1

「永田さん、ちょっといい?」


何事もなく入学式を終え、帰ろうとすると、一人の先生に呼び止められた。


私はその人の笑顔をみて、恐怖感を抱いた。


とても優しそうな笑顔、なのに、目が全く笑っていない。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ