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ハイキュー!!短編集☆

第7章 バレンタイン〜黒尾くんと月島くんの場合〜

―黒尾side―
月)黒尾さんっ…!
はぁ…かわいい…。ほんのり頬を赤くして、少し照れながら俺の名前を呼ぶのは、恋人のツッキー。…?…何か手に持ってる。…何だろ。
黒)何?
月)あ、あのコレ…チョコです…。どーぞ。
黒)チョコ?
月)今日、ば、バレンタイン…だから…。
あー、そっか…今日はバレンタインか。
月)えっと、僕の…て、手作り…です。
黒)はぁ…。
―ギュッ―
俺はツッキーを抱き締めた。
月)!!……黒尾…さん…?
黒)ったく…可愛いすぎんだろ…。あんま可愛いことすんなよ…。
月)?
―チュッ―
月)く、黒尾さん!?
黒)ツッキーは可愛いすぎんの。
月)すみません…
黒)もう…可愛いから許す
月)はい。






その時食べたチョコは、どんなに甘いチョコにも負けないくらい甘く、どんなにおいしいチョコよりもおいしいチョコだった。
―end―

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