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大日本色々歴史

第4章 本能寺の真相

麒麟がくる最終回。
今までこんな本能寺の変を見たことはない。
感動に浸りながら、随分放置したこの作品で本能寺の変を語ることにしました。

信長様は完全に闇に堕ち最凶最悪の魔王になってしまった。

散々に光秀様に暴力を振るった後で「何故こうなる」と急激に後悔して、全責任を帝に転嫁して帝を替えてしまったり、光秀様と家康様が懇意にしているのが気に入らずに言いがかり&蹴り・・そして蹴りの後に急に優しくなる・・、まるでDV野郎だよ(笑)

しかし、供応の席でのことが家康様を観察する目的だったというのは本当っぽいです。
番組では描かれませんでしたが、ここでの家康様がただのビビりだったら本能寺の変は起きなかったかも知れません。

しかし多分相応の態度を取ったんだろうな。
最初は何でと思ったけど、そういうダークさを想像させるために兼末健次郎を家康様役に配役したんだろうなと思われます。

築山御前と信康様の悲劇は本当に武田に内通して謀反を企てたか、濡れ衣だったかは分かりません。今回は武田と内通して謀反を企てていた説が採用されましたが、「謀反を企てていたことが判明しました」とバッサリと言える冷たさは兼末健次郎ならではの家康様だと思います。

今回は新たに解明された新事実も上手く盛り込んで本能寺の変が書かれていました。

供応の席の蹴りの後で急に光秀様に優しくした信長様。そこでまさかの足利義昭公討ちの勅命が下されました。

これこそが光秀様が信長様を討つ決意を固めた真実なのです。

光秀様は元は足利将軍や朝廷側の人間。義昭公討ちなどできるものではない。
この後開かれる江戸幕府もそうだが、奇しくも15代、最後の将軍はなぜかダメンズ。ダメだけど愛すべきダメでもあります。
光秀様と釣りをした時の嬉しそうな笑顔はサイコーでした。
昔ボクを可愛がってくれたダメ課長のことを思い出したりもしました(笑)

少し前に光秀様は信長様に暴力を受ける原因ともなった帝に拝謁を致しました。
その場で帝がおっしゃったのは「信長が道を間違えるようであれば頼む」。

光秀様が断っても信長様は自らでも義昭公を討つと豪語していた。
帝が仰った信長が道を間違えたのは今だ。今こそ・・。

今、某新聞に掲載中の家康様の小説でも本能寺の真相が描かれています。
それは、光秀様に信長討ちをさせたのは朝廷だということ。


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