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あなたに恋してる

第3章 あなたに恋してる3(続編)

先生の背中は頼もしく大きく見えた。
ときどき、先生が近くに居るのに手が届かないくらい遠い存在に見てる事がある。
先生と両思いだってわかってはいても大人という存在で私はいつも子供のように頭を撫でてくれている。ねぇ、先生?私って先生にとって本当に彼女という存在なの?って疑問に思う気持ち。
そう思うといつも明るかった私は、暗くなっていった。先生とも顔を下げ通り過ぎる私。
あんなに好きだったのに。どうして?って悩む私に。
「ど~した!?」っと肩をぽんっとされ、上を向くと、先生が居て、びっくりしたけど。理由を話し出した私に先生は「馬鹿か?俺は、好きでもない人に告白するほど良い人じゃね~よ!」って言われた。私はそっか!って思い、今までの気持ちは晴れて行くようだった!そんな私に先生は、
「明日、卒業式なんだから、お前らしく挨拶しろよ!」って言ってくれた。
私ははい!って答えた!
最終回卒業編

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