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花音学園水泳部

第2章 ~出会いと交流~

◇花音学園1階・体育館の壇上◇

「説明は以上です」

緊張しつつも、なんとか無事に部活説明を終えることが出来た。

◇花音学園3階・2年C組◇

「ふぅ、緊張した…。」

緊張と不安のせいで、どっと疲れたから机の上に突っ伏している。

「夏海君、お疲れ様」

秋葉君が、僕の頭を撫でながら労ってくれた。

「少し、心配だったけどな!」

「ちゃんと、説明出来るかこっちまで不安だったよ」

「ははは(苦笑)」

春樹君と冬夜君の言葉に、苦笑いを浮かべた。

「あとは、今日の放課後か…。」

花音学園の新入生は、部活説明会の日の放課後。

現時点で、気になってる部に行ってそこでも、部活説明を詳しく聞く決まりがある。

ちなみに、各部は最低4人いないと廃部になってしまう。

だから4月末までに、新入部員が3人入らないと水泳部が存続出来ない。

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