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エロース …ときめき探求物語

第6章 キスの達人 

さっきまでの
ソフトな甘く優しいキスではない
秘めていた
欲情がほとばしるような
辰蔵からの激しいキスに
咲は戸惑いながらも
ドキドキした……

――ウグウグッ…
辰蔵の舌が
艶々した真珠の輝きのように光る
咲の歯と歯の間を
巧みにこじ開けて
咲の舌と激しく絡み合う……

―――ウグウグ…チュパッ………ウグウグ

辰蔵の舌をつたい
少量ずつ
辰蔵が唾液を咲の口内に注ぎ込んできた…

アン……
すごいの!!なんか
こんなエッチなキス初めてなのに
嬉しいのはなぜなの?

私…
昔、満に同じようなキスをされたとき
『もう!!唾を流し込まないでよっ!!』って
眉間にシワを寄せて
ちょっと嫌な顔したっけ?

なのに
今はなんで気持ち悪くないの?ってか
むしろ気持ちいいの?

咲は
口のなかに
辰蔵の…
78歳の高齢な男性の煙草くさい唾液が
注ぎ込まれているにも関わらず
乳首がピンピンにたつほどの
快感に包まれていた…

――チュパ―――……………

辰蔵は咲の唇からいったん
自分の唇を離してた。

2本の唾糸が咲と辰蔵の舌を繋げていた

『咲良さん… ゴックンできるかな…?その口に溜まったわしの唾が混ざってる唾液飲めるかな?』

―――えっ?辰蔵さん何をいってるの?

咲の頭のなかはハテナ印で
一杯になった

―――????………

『あ… いや… 夫婦はね… お互いの匂いを身体の芯まで染み込ませたいって、そう思えたときに、お互いがひとつになってることを実感できるんじゃ… …あ…でもあんたは咲良さんで、郁代じゃないからな…。 …無理しないでここにペッてしなさい。』
優しく
辰蔵は手のひらを
咲の口許にさしだした…。

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