君がいるから~Sweet Life~
第6章 L
「智…どうして欲しい?」
愛撫を止めて、智を見つめる
「え…やだよ…」
「そっか、…ならやめようか?」
「や…っ違う…」
智が真っ赤にした顔で俯く
「だって、嫌なんでしょ?」
囁けば、今度は顔を横に振った
「…言わなきゃ、分からないよ?」
そう言って、耳朶を軽く咬んだら
智の体がまた、ピクリと跳ねた
「触って…」
消えそうな程に小さな声
だけど、それに反して智の手が俺のそれを掴むと
迷う事なく、勃ちあがってる自分のソコに持って行った
「ね…触って?」
今日の智だって、おかしいよ?
やたら積極的になったり、かと思えば恥らったり
…くるくる変わる智に、俺だって翻弄されてる
「智…」
せっかくソコに導いてくれたんだからね
存分に触ってあげるよ?
既に濡れている先端を指の腹で撫で付けてから、敢えてそこだけを執拗に愛撫していった
「あぁ…っくぅ…!」
智の、濡れた声が浴室に響き渡る
反響するその声は、やけにエロくて
俺自身も、がっつりと熱が集まっていった
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