
黒川とぱんぱかぱん!
第1章 何者なのじゃ?
ただいま…
まだ誰もいない家ゆえ、心の中でそう呟いた
買い物を済ませ
作れない母親…とゆうより
ゲテモノ料理を食べずに生きていく俺と父のために
これから調理を開始する
俺が料理を習得するまでにそう時間はかからなかった
命がかかってるからな
あんなの…毒だ毒。
俺がガキで料理の出来ないときは
父さんが作ってくれるものの
一番仕事が忙しいのは父さんだった
今もそう
母と二人で食べることの方が多い
だけどレトルトやインスタント麺はなかなか出てこなかった
休みの日や、時間があるときは
よく作り置きをして小分けに冷凍してくれて、レンジで温めれば美味しいご飯が食べれた
そんな姿を見てたからか
俺もなかなか料理はうまい方だと思う
体育と家庭科くらいだからな
成績いいの。
