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地元の千葉の方へ車を走らせた。

僕の好きな場所へ和くんと行きたくて。

あの景色を和くんに見せたくて。

小高い丘の上に着いて 食料やらを手に車を降りる。

少し歩いて行くと周りは植え込みで外から少し遮断されている空間みたいな場所。まあ この時間あんまり人もいないけどね。

「ここに座ろうか。」

遠くの街並み…街の灯りも、夜空の星もキレイ。

( キレイだね。いいところ。)

「うん。僕の好きな場所。」

ふふふと二人で笑った。

食料や飲み物を和くんに渡す。

おにぎりやサンドイッチを食べて、

(ピクニックみたい。)

和くんも楽しそうだ。