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キミのとなり

第12章 おしゃべりな瞳 2

てなわけでの今日。

よかったーー。

はぁーっ。よかった。

「こんばんはー!」

翔ちゃんに連絡したらソッコーやってきた。

「雅紀。うまくいってよかったな。」

って頭をくしゃくしゃにされた。

松潤に和くんは僕のこと相談してたみたいで。気持ちを伝え合ったことを報告したら それはそれは喜んでくれたらしい。

それを知ってから僕も松潤にリーダーに いつ話そうかって相談してみたら松潤曰く、問題ないとは思うから いつでも大丈夫だよ、俺と一緒で喜ぶはず、って。

そう聞いていても緊張した。

だから もう嬉しくて。

和くんのとなりに座って、ずっと手を握ってた。時々ぎゅっと握り返してくれるのにニヤけてしまう。

「相葉くーん。和のこと頼んだよー。」

「雅紀、和を泣かすなよぉ。」

「和くん、雅紀に飽きたら俺んとこおいで。」

みんなは、おめでとう、仲良くね、って言ってくれて、後は くだらない話で盛り上がった。

お開きになる前に和くんを こっそりトイレの前に引っ張って触れるだけのキスをした。

「和くん、明日、僕んちお泊まりしない?」

僕の腕の中で、うん。って頷く和くんの頭に頬をすり寄せた。

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