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キミのとなり

第5章 憧れ

にのの芝居が好きだ。

いろいろと評価されてるのは納得だし、惹きつけられるその自然な演技は役者として生きて行けると誰もが認めるところだし。

天才肌だよね。

でも努力家でもある。

歌もダンスも上手くて、笑いのセンスもあってバラエティも そつなくこなす。

なんでも器用にサラリとやってのける。

頭の回転が速いからメンバーとはもちろん、芸人さんとも軽快なやり取りで面白おかしくして番組を盛り上げてくれる。

いろんな才能を持ってるけど…やっぱ 役者としての にのを尊敬する。

で…寂しい気持ちで時々いたたまれない感情に襲われるんだ。

なんか遠い存在に感じて。

俺、置いて行かれるような。

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