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キミのとなり

第5章 憧れ

ベッドの中。

にのに話してみる。

少し…ほんの少し寂しい…不安を感じるんだよ…って。

にのはパチパチと目をまん丸くして、逆に寂しそうな目で俺を見てきた。

「どこにも行かないで。」

そう言うと

「うん。どこにも行かない。だって、そんなことしたら俺が生きていけない。」

って言って しがみついてきた。

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