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出会い系な日々

第10章 デカイ女 幸子・誤認


秋菜と噛み合わないメールをしている間もユガメは続けてた

今まで見知らぬ女性と知り合い会話するなんて無かったから楽しくて仕方ない

そんな中に隣の市に住む幸子がいた

年は秋菜と同じく十代

メールからはとても純粋で恥ずかしがり屋な雰囲気が伝わってくる

最初の一週間程は他愛のない会話をしていたが、男女が話をしていると自然に恋愛話へと移ってく

すると幸子は数週間前に好きだった人に告白して付き合ったが、すぐ嫌になり別れたと言う

若い子にありがちなこのパターン

いきなり上陸してめちゃくちゃに傷つけて去っていく台風みたいなもんでタチが悪い

これは手強いと感じつつ、そういう事が出来る子はある程度いい女だと確信する

これで性格が自己中なら近寄りがたいけれども先に言った通りとても素直

控え目な言葉づかいと必ずと言ってもいいぐらい付いてくる(* ^^ *)←この顔文字の相乗効果で、とても可愛らしい女の子をイメージしてた

付き合ってすぐ嫌になったのも幸子が純粋過ぎるからに違いない

そんな子に下ネタは言い出しにくく、しばらくは普通のメル友として付き合っていた


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