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一族

第5章 第五章

そう言っていたら理事長室のドアから
ノックが聞こえた。
理事長が「どうぞ」と言ったら、ドアが開いた。

「何の用だ、リン」
入ってきたのは、男の人だった。
「転校生が来ると言っていたでしょ。
忘れていたのですか?」
男の人は、目を逸らしていたので、完全に忘れていたみたい。

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