
快楽教師
第3章 教員用男子トイレで…
どうしよう…。
そう考える以前に、東妻先生のある部位に目が行ってしまう。
肉棒、と称するに相応しい、立派なそこは、天を仰いでいた。
「香坂先生って、そんな方だったんっすね」
東妻先生は、いつもの優しい笑みとは違い、今にも飲み込まれそうな、野獣の目をしている。
東妻が語尾に「っす」を使うときは、大抵教員だけの飲み会などの時だ。
「違う」なんて、とてもいえない。
ただ俯いていると、
東妻先生は「香坂先生を責めている訳じゃないっす」と言った。
「俺も…楽しみたいだけっすから」
そう言って、ぐいっと私を引っ張り、壁に手をつかせた。
