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異彩ノ雫

第9章  七ノ月 ④




左様なら…

もう書きません



そう残して

旅立った詩人の魂は



どこをさ迷っているのだろう



その手をひいて連れ戻したい



風の中

懐かしい声が聞こえてくる…







【手紙】


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