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異彩ノ雫

第1章  六ノ月




時を隔て

処を分かち

あなたを想う切なさは

灯ともし頃の迷い子に似て…



けれど…

それゆえ…



届く言葉に

想い重なるひとときは

指先のかすかに触れ合う心地して

ひたすらに、愛おしい







【一会】


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