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ただあなただけを見つめる

第13章 涙





久しぶりに料理をした。


材料は少なめチャーハン。



「……まず」


塩味足りないし。




暁……帰ってこないのかな。


いなくなって気づく。


暁のご飯、おいしかったな…





探しに行った方がいいのかな。



「でも…」



あんなとこ見られたらフラれるのも当たり前か…。




だけど、あんなにスキスキ言っといて、簡単に別れるなんて……。




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