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ただあなただけを見つめる

第19章 汚れたカラダ





「私は君を愛している。
君を無理矢理犯したのは愛ゆえなんだよ。」

「きゃっ!?」



バサッと紙袋が地面に落ちると共に、私の身体が強く引き寄せられる。




やだ




やだ




やだ






やだ







やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!


いやだ!



「離してくださいっ!」

「愛してる!」

「んんんっ――!!」




唇が塞がれ、私の身体は地面に押し付けられた。



先生のヌメヌメとした舌が口の中をなめ回す。


気持ち悪い……




辺りは真っ暗。



ここはきっと路地だ。



「ンッ……」


あのしわくちゃな手が私の身体を弄ぶ。



やめて……やめて……

気持ち悪いよ……



助けを呼びたいが恐怖で声が出ない。



抵抗したが、園長先生の力は強かった。


歳をとっても園長先生の力は劣ってはいなかった。




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