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あたし、男の子になっちゃった!

第3章 二人で…

ムラムラしたまま、あたしは電車から降りた。


ヤバイ!

アソコがギンギンになっちゃって……



あたしはすぐにトイレにかけこんだ。
でも女子トイレの個室はいっぱい。


どうしよう…!


あたしは違うトイレを探そうと、女子トイレの入り口から出た。



「ねぇ、君」


後ろから声をかけられた。

振り返ると、そこにはさっきの彼が…。



「あ、えっと……」


どうしよう!

こんな姿、見られたくない!!



慌てて鞄で前を隠して俯いてると、


「……辛いんでしょ?」


彼がそっとあたしに耳打ちした。


「……え?」

「楽にしてあげる」


そう言うと彼はあたしの腕を引っ張った。

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