飴と鞭と甘いワナ
第7章 episode 2
「あああっ!そこダメ…っ」
途端にしなやかに仰け反る背中
知り尽くしたにのの、イイところ
執拗にそこを責めれば、にのは口を閉じる事も忘れて喘ぎ続ける
だらしなく開いた口の端からは、飲み込めない唾液が光る道筋を作っていて
快楽に溺れたその顔は、たまらなく扇情的で
エロチックで
だけどもっと哭かせたいと俺を煽ってきて
「ダメ…っ変になる…っ」
喘ぐ声が涙混じりになっても、まだ追い立てたくなる
「なれよ…っ狂えよ…、にの」
「ああああっ」
更に激しくナカを擦り上げて、にのに2回目の熱を放たせた
もう、にのは完全に脱力している
テーブルがなければ、下に崩れ落ちてる
「だから、まだだって…」
そんなにのの腰を掴み、蕩けた蕾に先走りで濡れた自身を押し付ける
「んあ…、あああああ…!」
ゆっくりとか、慣らすようにとか
…俺ももう余裕なんか残ってなくて
いくら蕩けたとは言え、まだ狭いそこに
無理矢理に自身を侵入させていけば
にののナカが、痛い位に俺を締め付ける
…だけどにのの表情に苦痛は全くと言って良い程見えなかった
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