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第2章 【cast2】星司



俺は今、すごく焦っていた。



俺が一番信頼していたお客様が、突然お別れ宣言をしたからだ。


その人は、特別太いわけじゃないけど、毎週必ず会いに来てくれて、俺が困っているときにも必ず来てくれて、


無理に飲ませたりせず、辛いときには休憩卓として癒してくれる。


メールや電話の縛りもなく、
(むしろ飲みに来るときだけの連絡がほとんど)


卓が被っても怒らず、ヘルプにも優しい。



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