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第2章 【cast2】星司
次の日、俺は出勤してすぐ店長の元に向かった。
「店長、昨日はすいませんでした!」
「おー、星司おはヨー。もう体調は大丈夫ー?」
俺が深々と頭を下げると、店長は何事もなかったように飄々としながら笑って言った。
店長の粋な言葉に俺は胸が熱くなった。
「…はい!もう、大丈夫です!」
「そっかそっかー。ならよかった」
「…店長、本当にありがとうございました!!」
俺はもう一度深く頭を下げた。
店長が後押ししてくれなければ俺は真央を追いかけることもできなかった。
「まぁ俺も経験あるからネー。辛い片想いの…」
「え?」