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Cream Puff

第2章 2

~夜更かし。~

「ぅあっ、まーくっ…」

「かずっ……、すきだよ…っ、」

ぎゅっとシーツを掴んでる手を引っ張って、俺の指に絡ませる。

「は、ぁ、や、もっ…」

「ぅん、おれもっ…いっしょに…」

「うん…っ」

絡んでいる指。

伝わる熱。

すべてが…特別で。

「ぁあっ…っ」

「くっ……っ、」

脱力する体を倒す前に、

和に、優しくキスをする。

「まー、くん……」

「はぁ、……ん?」

「…すき、」

久々に聞いたストレートなその言葉。

「……。」

「な、なに……?」

「…可愛い。」

「…っ!!」

顔を赤くさせて、俺を見つめる。

…だから、好きになっちゃうんだよ。

バーカ。

end

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