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Cream Puff

第3章 3

~伝わる熱。~

「は…あっ…」

「ねぇ、にのっ…」

「っん、だよ…っ。」

余裕そんな相葉さんを見て、カチンときた。

「…俺のこと、すきっ…?」

「は…?」

当たり前じゃん。

好きじゃないわけない。

好きじゃなかったらなんなのさ。

「…ねえっ、にのっ…」

奥を抉るように相葉さんは腰を動かす。

「っ……やめっ、」

「言ってくれるまで、このままだから。」

ぴたっと止まる動き。

指に絡んでいた俺よりも太い指が離れる。

「やっ、まって……、すき、すきだからぁ…っ、はなれないで…!」

「…ふふ、かーわい。」

「ば、バカっ」

また、指が絡む。

指から伝わる熱が愛おしい。

end

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