アルバムの中の天使
第3章 第３章 初恋は天使
季節は秋へと入り
むさ苦しい暑さからやっと解放された
涼しい秋風に吹かれて
気分も上々
あれからと比べれば
だいぶん私生活が変わって充実している。
そして高校生活もだいぶん慣れた
友達も出来たし
何回か女の子とも遊んだ
問題の体重も少しずつ痩せる事ができて
今は75キロくらいかな
荒木りゅうやのお陰で昔みたいにダサくはない
着る服も変わったし
髪型も変わった
あいつといると
自分がお洒落になっていくのが実感できる
性格めちゃめちゃ悪いけど
今はあまり気にしない
１０月に入りだんだん気温も涼しくなってきた
今度は冬休みに向けて俺は60キロ台を目指す
そう
今は変わってく自分に
生き甲斐を感じていた
『なぁ勝利。今週たつやとお前の家に泊まりに行くわ』
『なあ？いいだろ？』
『ああ、いいよ！てか、たつやもくるの？』
浅田 たつやは
りゅうやの中学の時からの友達
席も前うしろで
めちゃめちゃ仲がいい
身長は低めでかわいい系
お洒落で顔もいいし
彼のぱっちりとした目は
女の子達を魅了する
俺なんかとは比べものにならない
きっと勝つことは出来ない
逆立ちしてもこの二人には...
りゅうやとたつやに
週末の遊ぶ約束をし
今日は仲良く３人で下校した
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える