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LIFE

第1章 サヨナラのあとで

「もうやめよう。」



突然言われたその言葉。

俺は1ミリも動けなくなった。


相葉くんは無表情で。


声も冷たい…
冷たいというより無機質な声。

ただ発せられた声。

終わりを告げるために。

「……。」

「……。」

苦しい。

重く長い沈黙。

「…ねぇ……。」

その手を取ろうと差し出した手のひらは軽く弾かれた。



こんな拒絶ははじめてで。

胸が潰れそう。

「今までありがとうとか、

さよならとか。

言えない…まだ。」

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