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LIFE

第27章 make a mistake〜リセット〜




学校でも会えば気軽に話しかけるようにして、空いた時間を一緒に過ごしたりバイトがない日に食事をしたり。

側から見たら仲のいい友達付き合いだろうけど俺はちゃんと付き合ってる感じがして嬉しい。

付き合ってるなんて絶対言えない。

でも大声で言いたいくらいだ。

誰にも取られないように俺のだって。

だから二宮くんの友達といえばこの人くらいかな?って子にも警戒してたけど威嚇する相手ではないのが雰囲気でわかったから今は心配はしてない。

二宮くんとどこか似ていて地味で真面目そうなその子と喋るようになって前から気になってたことを聞いた。

二宮くんが実は遊び人って噂は本当のとこどうなの?って。

すると彼は多くを聞かずとも知ってるのか。

俺と二宮くんのことを仲良くしていてなによりだと安堵の表情を浮かべて告げた。


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