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BOXルーム

第14章 シェルター2

 女性は更にるかに問い詰める。


「あなた、私をどうする気ですかっ! 体が目的なんですか!?」


 るかは『えっ?』と、思った。


 体が目的? どんな間違いを起こしているのか察知できたるかは、思いきって言った。


「同性なんですが……」


 出来ればそれは女性として言いたくなかったが、その人からは間違いなく女性に見られていない。


「嘘……」


 なぜ『嘘』なんだ!!


 確かに胸は無いわよ……昔ソフトボールしてたからちょっと体つきはいいかも知れないけど、私はお母さんなのよ!!


 嘘と言われて、ガツンとした物を胸に受けたるかは、思いきった行動をした。


「嘘じゃないわよ!! 証拠見せるから!!」



 ………………

 ――――――

 ………………

 ――――――















「わかった?」


「ごめんなさい、わかりました」



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