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角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

「じゃあ、僕も一緒に食べるよ」

『やった~♪』

通話越しでも、嬉しそうに喜ぶ隼の姿が浮かぶ。

「どこで食べるか決めてるの?」

『うーん、まだ決めてない…。』

「あっ」

僕は、レストランの5000円分の食事券の事を思い出す。

「それなら、僕達が初めて会った難波レストランは?」

『あそこか~』

「まだ、5000円分の商品券使ってないし
3人で美味しいのいっぱい食べようよ♪」

『わ~い!
お兄ちゃん大好き♪』

ヤバい、超可愛い…///

キュンッてなった。

「それじゃあ、今から着替えて準備するね」

そう言った時、隼から『待って』と言われる。

『出来れば制服のままが良いな』

「別に良いけど?」

『今回も、何となく制服姿で会いたかったから』

「うん、わかった」

隼との通話後、僕は制服のまま家を出て難波レストランへ向かう。

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