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秘密の先生tion!

第3章 また、先生を食べちゃいます


あっ……


廊下を出た時に、先生の甘い香りが鼻腔をくすぐる。

無意識に分泌される唾液をこくりと飲むと、千尋はふらふらと実験室へ向かった。







「おや、雛見さん」


先生は次の授業の準備に、試験管に薬品を入れているところだった。


いつもだったらあいさつをするけれど、それすらも煩わしい。



「どうし……わっ」

白衣のあわせ目に顔を埋める。
肺一杯に先生の甘い香りが満たされた時、ボーッと思考が停止して、
そこからはもう欲望に身を任せていた。



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