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秘密の先生tion!

第1章 体の異変

「昨日の夜、空に緑がかった靄(もや)がかかっていたんですよ」

「緑色の靄?」


聞き返すと、先生は嬉しそうにこくりと頷いた。

喜一はと言うと、ポ○モンgoのアプリを開いていた。



「僕も最初は、微小粒子状物質かと思ったのですが、緑色があまりにも綺麗で。
こう……魔法みたいに一瞬で消えてしまって」


「へぇ…」



オーロラ的なのを想像して、
ロマンチックな話しに思わず口許が綻んだ。



「……コイキングだ」




歩きスマホはやめようね。





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