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となりのアイツ AN

第7章 新生活1 まーくん

1-3

出てみると電力会社の人。
電気を通して あれこれと注意事項を教えてくれる。

次に電器屋が 買った家電を配送して、
洗濯機やTVを設置、設定していってくれ、
最後に不動産屋の人が点検に来てくれて 
ゴミ出しについて説明してくれたり 
近所のお店や施設の載ったタウンマップみたいなのをくれたりして 

午後はひっきりなしに人が出たり入ったりした。



あ~、一人暮らしって思ったより大変かも...。

こうなると 隣にかずくんがいてくれることがすごく心強い。


「ねーねー、晩御飯どうする?」
「あ、悪い。俺今日バイト入ってるから。そっちで食べさせてもらうことになってんだ」

「え、もうバイトしてんだ?早いね~。食べ物屋さんなの?」
「ううん、カテキョー。一人暮らしの学生だって言ったら晩御飯食べさせてくれるって。そういう条件結構あるみたいだぜ?ま、その分バイト代ちょっとおまけって感じだけど」

「カテキョーって、まさか女子高生とかじゃないよね?」
「中学生だよ、何心配してんだ...じゃ俺そろそろ行くから」

「うん、ありがと。帰り何時頃?」
「22時すぎ。帰ったら声かけようか?」

「うん、そうしてくれる?...行ってらっしゃい」
「行ってきます。ちゃんと鍵かけとけよ?」

「うん」



立ち上がりざまに ふわっと俺の髪を
撫でてくれたのが恥ずかしくて嬉しくて...


この会話もなんだか新婚家庭みたい、
なんて思ったら 自分の顔が赤くなるのがわかった。




バイトか...
俺も早めに探したほうがいいかも...。
何がいいかな...

部活に明け暮れてた俺は バイトの経験なんてないから ドキドキワクワクだ。


残りの荷物を片付けながら
俺はこれから始まる生活のことを考え
期待に胸をふくらませた。



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