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マネージャーの秘密

第1章 恋のはじまり

部活が終わって
みんなが帰ったあと、2人きりになれる唯一のチャンス。

先生に気づかれない様にこっそり部室に入って内側からドアの鍵をかけた。


「先生…
まだ帰らないの?」

急に声をかけちゃったから
先生は驚いてビクっと体を揺らした。


「なんだ木下か!
お前こそまだ帰ってなかったのか?」


「驚かせてごめんね?
あのね、先生に相談したい事があるの」


「相談?どんな?」


あのね

わたし、先生の事が大好きなの……。



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