マネージャーの秘密
第1章 恋のはじまり
「でも…わたし生徒だよ?
先生は……教師だし、こんな事しちゃダメだよね?」
「それ知ってて
何で俺に抱きついて来たんだよ」
先生の言う通り。
イケないって分かってて
告白した
抱きついた
本当は、このままずっとこうしてたい……
でもこれ以上求めたら
先生を困らせてしまう。
好きって言ってもらえただけで幸せ
たとえ、それが“生徒として” でも。
「先生ごめんね…
わたし、もう帰ります」
先生から離れようとした時
頭を抑えられ動けなくなってしまった。
「せんせ……?」
「いいよ、俺が責任とってやるよ。
俺がきっかけを作ってやる」
「きっかけ…?」
そう言って
先生は優しくキスをしてくれた。