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「お姉ちゃんとはどこで知り合ったんですか？
大学も違いますよね？」

話題を変えた。

「合コンだよ。あ……瑞穂には内緒だよ。
言うなって言われてるから」

そこまでして私にあてがう男を探していたのか。

「どっちから告白したんですか？」
「一応は瑞穂からだけど俺も瑞穂のこと
気に入ってたからね。あ……でも……」

やっぱり瑞穂からか。

「何ですか？でも……って？」
「いやいや……妹さんの前じゃ……」

瑞穂は未だテーブルに帰ってくる気配が無い。

拓哉と電話して時間を繋いでいるのだろう。