ゲーム~姉の男を寝盗る~
第15章 藤枝瑞穂の事情②
「李奈。ちょっと聞きたいことが……」
『お姉ちゃんッ!大丈夫?何ともない?』
喰い気味で私の言葉を塞がれた。
「何のこと?それより今、誰と、どこに
居るの?」
『それは……私のことなんていいから
お姉ちゃんッ、脅迫とかされてない?
変なメールとか来なかった?』
「話を反らさないで。私の質問に答えなさい」
スマホ越しに耳を澄ますと人の気配
そして電車が通過する音が聞こえた。
拓哉は駅近くのビジネスホテルに
滞在すると言っていた。
『何も無さそうだね。安心した。何かあったら
すぐ連絡してね。じゃッ』
……切られた。
『お姉ちゃんッ!大丈夫?何ともない?』
喰い気味で私の言葉を塞がれた。
「何のこと?それより今、誰と、どこに
居るの?」
『それは……私のことなんていいから
お姉ちゃんッ、脅迫とかされてない?
変なメールとか来なかった?』
「話を反らさないで。私の質問に答えなさい」
スマホ越しに耳を澄ますと人の気配
そして電車が通過する音が聞こえた。
拓哉は駅近くのビジネスホテルに
滞在すると言っていた。
『何も無さそうだね。安心した。何かあったら
すぐ連絡してね。じゃッ』
……切られた。
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